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歯科医院経営者レポート2007年12月号
経済社会に道徳見直しの気運あり

経済社会に道徳見直しの気運あり

今年最後のレポートとなりましたが、正に光陰、矢の如し。人間の皮膚は1ヶ月で再生され、60兆の細胞は7年で一新するといわれる。この【消滅と誕生の維新】こそが健康体の要であり、身体機能ほどクリエイティブ(創造発展)であることを教える。この原理原則は人性・経営にも当てはまり、医院経営の要となる診療思想・体制にもあてはまる。
身体の健康を維持するためには養分となる食(人+良)が大切であるように、人性も経営も如何なる養分の【正学】を学ぶかが要で、枝葉末節を飾る【曲学】に違和感を抱かなくなると、世に阿(へつらう・おもね)る【曲学阿世】に化けていく。

☆今年を振り返り

易学に【陽極まれば陰に転じ、陰極まれば陽に転ず】という教えがあり、物事のエネルギーの発展(陽気)には自ずと限界というものがあり、限界点に達すると衰退(陰気)に転じ、逆も真なりで衰退も限界点に達すると成長過程に転じていく。デフレ経済が極まればインフレ経済に反転していくように、物事のエネルギーは常に上昇したり下降したりで、右肩上がり、あるいは右肩下がりが長期間続くということはなく、常に流転して変化していく。
社会エネルギーも同様で、その変化(好転・反転)を示唆するのが易学の一分野・干支学で、自己および事業の未来像を洞察するには非常に教訓となる。

易には【変わる・変わらない・伸びる・修める・治める】という意が含まれ、時代の変化と共に個々も事業も変えてはならないもの、変わらなければならないものをしっかりと見極める必要がある。そうしないと物事やエネルギーを伸ばすことも、修める(治める)こともできなくなる。
例えば臨床において変えてはならないもの。それは道徳(仁・義・礼・智・信)を根本とする仁術の精神、変えていかなければならないもの、それは診療思想・体制となる。これを不易流行という言葉で言い表すが、この不変的な法則を守らないと仁術の精神を歪め、経営的にも問題を抱えることとなる。人は年齢に関係なく自己を良い意味で変えていくことが可能だが、変えようという意気込みがなければ何も変えられない。

今年の新春レポートで干支学・丁亥(テイガイ・平成20年2月3日迄)が示唆することを取り上げましたが、今年一年の自己を省みるという意味からも今一度お読みいただきたい。丁亥は【新旧勢力の衝突】を引き起こす可能性が高く、それもイノシシの如く猪突猛進の起爆性エネルギーの活動であり、何を引き起こすのかわからないとなっていた。

世を見渡せば正に守旧派と改革派が真っ向から衝突しており、それをしかと教えるのが密告による様々な不祥事の露見であり、これほど悪事が暴かれるのも非常に珍しく記憶にない。過去より守旧派によって包み隠されていた年金問題・参議院選挙での自民党大敗、偽装偽造事件、守谷前防衛事務次官の不祥事等々数え上げればきりがないほどの、社会に蔓延る不祥(不吉)事が露見している。この革新活動のエネルギーは年明け早々まで続く予定であり、まだまだ不祥事が露見するものと思われる。

(以下略)

 

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